9/14株式トレード経過
本日の結果。
本日の新規注文は以下の通り。
(13:02)
新規信用買指値1,455円900株で発注→1,454円90銭にて約定。
本日の返済注文は見送り。
本日約定1,454円90銭900株買建玉分:-7,304 円。
パナソニックの信用情報(9/10分)。
信用売残:633,300株(前週比+1,700株)。
信用買残:1,732,200株(前週比-56,400株)。
貸借倍率:2.74倍。
逆日歩(9/13確定分):無し。
・・・と、言う訳で本日は以上の様な結果となった。
ここからはあけすけな話を言わせて貰うと、自分は国内の次期総裁選に置いて『例え誰がなったとしても、本当の意味での日本の様々な問題点を解決出来るとは微塵も思って居ない(何せ税制度に関しては全く手を付ける気が無いー有ったとしても増税や新税だーと映る)』のだが、海外勢の捉え方は、国内に在住する個人投資家とは異なり『自分達に利益を持って来てくれればそれで良い』訳だ(そう言う意味では菅義偉が行って来た政策は市場が期待する事とは完全に真逆だった訳だ。尤も、金融市場だけに限った話でも無いが)。
そう言う次第で市場のリスク選好の動きを見て自分も本日新たに買いでエントリーを行った。例えこれが失敗したとしても、如何様にでも立て直す事は充分に出来ると言う思いも有るには有るが、果たしてこれ以降の動きはどうなるか?。
さて、そんなこんなでここからは経済の話で、総裁選候補が財政拡大(と、言っても自分から言わせれば総裁選で名乗りを挙げて居る方々全員、全然話にならない位予算額としては不足して居ると映るが)を挙げて居るのを見て、未だに頓珍漢な財政破綻論を展開して居る記事(日経新聞)が有ったのでそれを紹介。
新型コロナ: 国の財政さらに危うく 総裁3候補に透ける「緩み」: 日本経済新聞
正直な話、具体的な内容は上のリンクから読んでもらいたいが、一つだけ。
『財政破綻は日常の延長線上ではなく、ある日突然起こると覚悟しておくべきだ』
に関しては
『財政破綻が起きると言うのは、古今東西どれを取っても最大の要因は一つしか無い。寧ろ、この手の頓珍漢且つ愚昧な抽象論を用いて大衆に対して危機感を煽る財政破綻論者こそ、日本を財政破綻へと誘う戦犯で有り元凶』
と、自分は見て居る。
数々の財政破綻に至った経緯の殆どは
『その国に置ける物やサービスを提供する能力(即ち供給能力)の低さとインフラ・更には国家の権力基盤に有る』
と、言う事だし、何より
『若し仮に日本がそこまで供給力が毀損して居る有様で有るならば、とてもでは無いが変動相場制を維持する事が出来ない』
訳だ。
ここで覚えて置いて欲しいのは
『自国で用いる事が出来る通貨を発行できる権利を有し、更には変動相場制を採用して居る国に置いて財政破綻すると言う事は、国家の権力が極めて脆弱で有る』
と言う事。
国家の権力が脆弱と言うのは、国民が納税の義務に従わない。国家権力に対して大衆が好き勝手やって居る状況になるのだが、若し仮にそうで有るとするなら、今の日本がここまで異様な程静かな訳も無い。然もあからさまな狂った政策を行って居るにも関わらずだ。
例えば
『日本全国で暴動が同時に多発して治安が乱れ、国家の権力が全く何の用も為さず、大衆が物を購入する際に用いるのに自国通貨(円)では無く、外貨(米ドル)や金・コモディティでも取引可能な事態』
になったとかで有るならば、日本も確かに財政破綻する可能性は有る(自国民が自国政府が発行したお金を受け取らないのだから、その時点で国民と政府の貸借関係は崩壊して居る訳だ)。
だが、それは国家の地盤も崩壊し、治安も今の様な日本の状況の比では無いと言う事なのだが
『今の日本の現状で、どうなったらその様な事態に陥るのかを財政破綻論者はそれを説明しろ。単なる債務総額の多さや負債対GDPが国家の財政破綻になるか否かを示す指標では無いのだからな。貴方達財政破綻論者は抽象論では無く、財政破綻するメカニズムを説明しろよ。財政的予算制約が存在する個人の家計簿や企業会計の理屈では無くな?』
と、自分は常日頃、有りもしない財政破綻論を展開する識者に突き付けたい気分だよ。