Create&crusher(裏那)の独り言:波乗りトレード実践録+α

このブログは自分がネット見掛けた下山敬三氏トレード手法『波乗りトレード』を実際に用いての経過内容で有る。補足で日本経済に関しても

7/13株式トレード経過

本日の結果。

本日終値:995円70銭(前回終値+40円80銭)。

 

本日の新規注文及び返済注文は見送り。

 

現時点での保有建玉及び含み損。

3/5約定1016円50銭1200株買建玉分:38304 円。

4/16約定771円1200株売建玉分:273125 円。

6/16約定948円80銭1200株買建玉分:-53510 円。

含み損総計:257919 円。

 

パナソニック日証金 貸借取引残高(7/13速報)。

貸株残高:704700株(前日比+424800株)。

融資残高:187000株(前日比-49900株)。

差引残高:-517700株(前日比-474700株)。

貸借比率(7/10確報):0.85倍・(7/13速報):0.27倍。

逆日歩(7/10確定分):零銭。(品貸):1日。

 

・・・と、言う訳で、本日は前週末の米国株式市場の流れを受け更には中国・上海市場や時間外米株価指数先物の影響を受けての結果となった物の、一方で、『国内での材料は見当たらない』との声も聞かれたが、有る意味、当然過ぎる話とも言える。

それはまあ、こんな狂気の論説が未だに表に出て跋扈して居る状況では何時まで経っても日本国内に置いて好感される材料が存在する事は無いと映るが、そんな記事を三橋貴明氏のブログの中でも記事が引用されて居たので紹介。

狂気の領域に突入した小黒一正の財政破綻プロパガンダ | 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba

「(前略)『国の借金を「国民の預金で相殺」!? “事実上の預金封鎖”に備えよ!〈週刊朝日
https://news.yahoo.co.jp/articles/64f65f92a50f52bfe9095357032941b859a3eaec
 新型コロナウイルスの対応で、国の借金が膨らみ続けている。20年度に新規発行する国債は、リーマン・ショック時を上回り過去最大の90.2兆円。財政状況の悪化が続けば、国や通貨の信用が失われ、ハイパーインフレ(超インフレ)や財政破綻などが懸念される。もはや、国が事実上の預金封鎖で借金を相殺することも現実味を帯びている。(後略)』

 中身は全編、財政破綻論者、小黒一正(法政大学教授)の荒唐無稽な煽りだらけなのですが、一応、突っ込むと、


『いまは日銀が国債を買っても超過準備に変わるだけだが、金利の低い状態がいずれ元に戻って上昇し始めると、債務の利払いコストが顕在化する。最終的に、財政インフレになる可能性があります』


 何じゃ? 財政インフレって。また「造語」か。
 そもそも、国債のほとんどが固定金利で、金利が上昇に転じたところで、既発国債の利払いは影響を受けません。しかも、金利が上昇に転じるということは「デフレ脱却」というわけで、むしろ望ましい事態です。
 まあ、小黒は分かっていて書いているんだろうけど。


『あるいはインフレで、日銀が「国債をもう買い入れたくない」という姿勢を示すと、政府はたちまち予算を組めなくなる。』

 いや、インフレならば、普通に日銀が政策金利や預金準備率を引き上げればいいんじゃない? 
 というか、日銀が「国債を買い入れたくない!」って、どんな駄々っ子だよ。職務放棄するような総裁は、普通に交代でしょう。
 しかも、日銀が国債を買い入れなければ、政府が予算を組めなくなるって・・・・。単に、財務省証券を日銀に持っていって支払すればいいだけ。というか、今でもそうしているのです。


『日本のバランスシート(貸借対照表)は、国の借金に対して、国民の預金で相殺する形になっている。』

 はい、大嘘、来ました。
 2020年度第一次補正予算で、政府が国債を発行し、国民に現金10万円を給付した。
 政府が国債を発行すると、単に国民の預金が同額増えるだけですが、何で「相殺」という話になるのでしょうか。そもそも「相殺」ってなあに?

 政府が国債を発行すればするほど、国民の預金が増えるだけなんだが。


『小黒さんが唯一、合法的にできるとみるのは、民間金融機関が日銀に預けている準備預金の準備率を変えることだという。
「準備率は最大20%まで引き上げることができ、預けている準備預金を引き出せないようにするのです。事実上の預金封鎖です」
 いまの準備率は1%前後(最大1.3%)だが、これを引き上げて民間金融機関からお金を吸い上げる“裏ワザ”だ。』

 す、すごい出鱈目・・・。
 そもそも、銀行預金とは銀行から民間への貸出により発行されています。論理的には、銀行は無限に銀行預金を発行できてしまうため、準備率や準備預金で制限をしているのです。


 ちなみに、2020年5月時点の銀行保有の日銀当座預金は、約427兆円。つまりは、国内銀行は準備制度の下であっても、約3.3京円の銀行預金を発行できることになってしまいます。

 預金準備率を20%に引き上げるということは、銀行の貸出(=預金発行)可能額を2135兆円に絞り込むということです。逆に言えば、ただそれだけの話。


 別に、準備率が引き上げられたところで、銀行が資産を奪われることにはなりません。

 

 さらに、小黒は銀行保有の日銀当座預金を「凍結」し、マイナス100%の金利をつけるとか、頭がおかしいことを言っていますが、もはや何でもありですね。そんなことより、月が日本列島に落ちてくるのを心配した方がいいんじゃないの、小黒は?


 小黒や朝日の浅井秀樹記者は、銀行準備制度について理解していないか、あるいは、
「準備率を引き上げることで、政府が銀行の預金を没収する」
 という印象(嘘ですが)を読者に与え、「自分の預金も封鎖されるのでは」という恐怖心を煽るために出鱈目を書いたかのいずれかです。わざわざ見出しに「預金封鎖」という言葉を使っている(後略)」

より詳細が知りたい方は此方の記事を見て頂きたいが『財政破綻と言う嘘を嘘で塗り固め続けると、ここまで狂気の領域に至ってしまうのだと言うのが実に良く理解出来る事例だな・・・』と、自分自身も感じた事で有る。

と、言うより、預金封鎖とか、大東亜戦後の新円発行時の預金封鎖の事を言って居るのだろうけど。

『当時の状況ー戦後焼け野原+現地から国民が帰還した事による需給の状態ーと、現在の日本の状況を比較してから物を言えよ・・・(;´Д`)』

と、自分的には言いたいが、まあ、要するに恐怖プロバガンダを煽って緊縮財政を推し進めようと緊縮論並びに財政破綻論や財政均衡論を展開したいのだろうが。

『小黒一正。お前もう黙れよ・・・。日本強いては国民に取っても全く何の益体も無い理論だし。それどころか逆に、害悪しかもたらさんよ』

と、長年財政破綻論による緊縮財政を推進し、有権者を欺いて来たこの手の財政破綻論の緊縮バカには吐き捨てたいよ。