Create&crusher(裏那)の独り言:波乗りトレード実践録+α

このブログは自分がネット見掛けた下山敬三氏トレード手法『波乗りトレード』を実際に用いての経過内容で有る。補足で日本経済に関しても

5/14株式トレード経過

本日の結果。

本日終値:788円(前日終値-25円70銭)。

 

本日の新規注文及び返済注文は見送り。

 

現時点での保有建玉及び含み損。

1/15約定1078円90銭1200株買建玉分:361717 円。

3/5約定1016円50銭1200株買建玉分:282152 円。

4/16約定771円1200株売建玉分:21630 円。

含み損総計:665499 円。

 

パナソニック日証金 貸借取引残高(5/14速報)。

貸株残高:21600株(前日比-23700株)。

融資残高:84700株(前日比+6200株)。

差引残高:+63100株(前日比+29900株)。

貸借比率(5/14速報):3.92倍。

逆日歩(5/13確定分):無し。

 

・・・と、言う訳で、本日も米国経済先行き不透明によるリスク回避の動きが引き続き有ったのか、終始売り優勢で、後場に入ってからも更に下げ幅を拡大する結果になった。

決算発表も近付いて居ると言うのも有るが、世界市場の動きがリスクを選考する動きにでもならない限りは、暫く安定しない動きが続くと推測するけど、どうなるか?。

 

 

さて、今回は政治・経済の話。

とは言っても普段の政権や政策の話では無く、経営者と労働者の関係の議論でツイッターで自分と同じく、反緊縮を掲げて居て相互フォローの門前小僧氏のブログに置いて、組合が有る企業に勤めて居る自分に取っては中々興味深い内容で有った為、ここで紹介したい。

労使共同体論~とある共産党員とのやり取りから(後) | 門前小僧、習わぬ今日を読む

「(前略)

共産党員:
経営者と労働者は共同体、とんでもない思想だわ。憲法否定か。


門前小僧:
この発言は、日本国憲法第19条に抵触しませんか?


共産党員:
労働基本権を否定する思想の自由ってなんですかね


門前小僧:
経営者と労働者が共同体というところの、どこが労働基本権を否定しているんですか?


共産党員:
共同体を辞書で意味調べると利益目的を同一にする人々の結合体、とあります。また家族や村落など閉鎖的関係、とも。労使の利益目的は一致しないからこそ労働基本権があるんですよ。家族や村落で団体交渉する必要がありますか?労働基本権を否定してるのと一緒です


門前小僧:
企業にとって労働者は、企業の生産能力を担う重要な人材です。
労働者にとって企業は所得を供給する存在です。
企業は儲からなければ労働者の賃金は払えません。
だから労働者は賃金を得るため、企業の利益を上げようと働きます。
この点で、労働者と企業の利益目的は一致します


門前小僧:
しかし企業にとって賃金はコストであり、この部分において利益が衝突する。
ゆえに、法人増税社会保険料の総報酬制の撤廃など、企業が賃金を払いやすい、または賃金を払いたくなる制度というものが必要になる。
労働規制もその一つ。
この程度の事も解らないんですか?(後略)」

 

共産党員と有るので、何方なのかは少々不明では有るが、自分は労働組合に所属する一組合員で、その際に組合のパンフレットの中で、『反自民・非共産』と、有ったのだが『自民党に反するのは(建前上の理由からも)有り得る話だが、何故、非共産なのかが今一理解出来なかったが、今回の門前氏と某共産党員間の議論の中で、何だか頷けると言うか、納得出来る様な気がした』と、言うのが、門前氏のブログを拝読して感じた次第で有る。

この某共産党員は非常に分かり易い方とも言えるが。

『経営者と労働者は対立する立場で有り、利益目的は一致しない』

この考え方は必然的に、マルクスの言う『経営者VS労働者の理論その物』で有る。

一方、門前氏の理論で

『企業にとって労働者は、企業の生産能力を担う重要な人材です。
労働者にとって企業は所得を供給する存在です。
企業は儲からなければ労働者の賃金は払えません。
だから労働者は賃金を得るため、企業の利益を上げようと働きます。
この点で、労働者と企業の利益目的は一致します』

と、有る様に『労働組合から企業に対する交渉も(建前に置いては)利益目的が一致する故に、妥協出来る部分は妥協して行く側面』も持って居る。

そんな労働組合が『経営者と企業の利益目的は一致せず、対立する存在で有る』と、捉えて居る共産党を敬遠するのも有る意味頷ける話なのかも知れないなと、改めて考えさせられた議論で有った様に自分には映った為、今回紹介させて頂いた次第で有る。