Create&crusher(裏那)の独り言:波乗りトレード実践録+α

このブログは自分がネット見掛けた下山敬三氏トレード手法『波乗りトレード』を実際に用いての経過内容で有る。補足で日本経済に関しても

4/16株式トレード経過

本日の結果。

本日終値:771円(前日終値-31円80銭)。

 

本日の新規注文は以下の通り。

(9:32)

新規信用売指値771円1200株で発注→同額にて約定。

本日の返済注文は見送り。

 

現時点での保有建玉及び含み損。

1/15約定1078円90銭1200株買建玉分:379337 円。

3/5約定1016円50銭1200株買建玉分:299800 円。

本日約定771円1200株売建玉分:385 円。

含み損総計:679522 円。

 

パナソニック日証金 貸借取引残高(4/16速報)。

貸株残高:12400株(前日比-233900株)。

融資残高:249300株(前日比+36700株)。

差引残高:+236900株(前日比+270600株)。

貸借比率(4/15確報):0.86倍・(4/16速報):20.10倍。

逆日歩(4/15確定分):無し。

 

・・・と、言う訳で本日は以上の様な結果になった次第で、高値の買いポジションから300円以上差が付いた事と、保有期限が残り2ヶ月を切ったのも有り、新規で売りポジションを入れた。正直、米国の経済指標を見ても余り芳しく無いとなると、政策次第では有るが、どうなるかはやはり海外の状況次第と言ったところか・・・?。

そして、以下の記事でも紹介するが、その行動も外資には政治的意味合いとすっかりお見通しの様で(記事はロイターから抜粋)。

アングル:遅すぎる10万円給付案、市場の反応は冷ややか(ロイター) - Yahoo!ニュース

「[東京 16日 ロイター] - 緊急経済対策の目玉である現金給付策が変更されようとしている。一律10万円給付なら総額12.6兆円に上る大規模な政策になるが、マーケットでは遅すぎるとの声が多く、株価はさえない。給付が遅れれば消費者の不安は払拭されず、営業継続を選択する店舗も残り、新型コロナウイルス感染拡大のリスクが消えないためだ。(中略)緊急経済対策の決定からわずか1週間強での政策変更となった。しかし、市場では「一定の制限が付いた30万円給付策のウケが悪かった故の政策変更だろう。政治的な意味合いを感じざるをえない」(外資系証券)との声が多く、政治のスピード感を示すと好意的に捉えるマーケット関係者は少ない」

他にもこんな記事も(以下ABCテレビ

安倍総理 10万円を給付する意向を固める 街の人からは喜びの一方、複雑な思いも(ABCテレビ) - Yahoo!ニュース

「(前略)自民党内ではこれまで、減収世帯に30万円を支給する案が検討されていましたが、安倍総理は一転、公明党の要請に応じ、1人あたり10万円の給付を決めました。これについて街の人は・・・(飲食業60代男性)「一律10万円の方が国民みんなに行き渡ると思う(ので良い)」(20代男性)「生活苦しくなっているっていう人に対して10万円ってなると、正直足りないんちゃうかなっていうのが本音」(60代主婦)「もらったら嬉しいけど、困ってる人に30万円いく方が良いんじゃないかと思っている」。自民党幹部によると、所得制限を設けず5月前半にも支給を開始する方向で調整が進んでいるということです」

一方これはスポニチの記事で、古市憲寿氏が余りにも見当違いな貨幣の本質を理解出来て居ないかの様なコメントも。

古市憲寿氏 国民全員10万円給付に「税金誰が返すかって言ったら…フェアじゃない」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

「(前略)古市氏は、国民全員への現金10万円給付に「分かりやすいとは思うんですけど、ただ今の案だと年金もらっている方とか公務員の方、つまり今回のコロナショックで収入が全く落ちてない人にも上げるって話なんですよね」と指摘。

 そして「結局10万円配りました、何十兆円かかりました。でその税金誰が返すかって言ったら、今働いている我々が10年間とかかけて返していくわけじゃないですか。ということを考えるとちょっと何かフェアじゃないんじゃないかなって思っちゃうんですよね」と自らの考えを話した」

 

まあ、古市氏のコメントはぶっちゃけ訊く価値は無いので無視して良い。貨幣概念や国家が置かれて居る市場情勢が未だにニクソン・ショック以前の金為替本位(固定相場)制で捉えて居る訳だし(と、言うより、『貨幣の本質が理解出来ないなら、国家の財政政策に対して口出しするな』と自分的には言いたい)。

 

さて、ここで、『これで現金一律給付がかなったし、我々が声を挙げて来た甲斐が有った(((o(*゚▽゚*)o)))』と、安堵される方が居るかも知れないが、ちょっと待って欲しい。

実はこれではまだ完全に問題解決されたとは言い切れないのだ。

何故なら、反緊縮界隈から見れば『未だに陥落出来て居ない二つの砦が残って居て、それを落とさない限りは、反緊縮界隈の戦いは終わらない』と言う事で有る(戦いと言って居るが、これは決して大袈裟でも何でも無く、冗談抜きでマジの話)。

そして、反緊縮界隈が陥落すべき二つの砦とは。

一つは『PB黒字化目標』そして、もう一つは『消費税』で有る。

この二つが健在する限り、本当の意味での今回の疾病に対する防疫対策並びに経済政策は上手く行かない訳だ。

それを陥落させる意気込みで、引き続き自分自身も反緊縮界隈の一人として、粉骨砕身情報発信し、この砦を陥落させる為にも動いて行きたい。