Create&crusher(裏那)の独り言:波乗りトレード実践録+α

このブログは自分がネット見掛けた下山敬三氏トレード手法『波乗りトレード』を実際に用いての経過内容で有る。補足で日本経済に関しても

8/5株式トレード経過

本日の結果。

本日終値:846円40銭(前回終値-32円60銭且つ、年初来安値を更新)。

 

本日の新規注文及び返済注文は見送り。

 

現時点での保有建玉及び含み損。

3/1約定1020円1200株買建玉分:224544 円。

3/15約定961円30銭1200株買建玉分:151899 円。

6/4約定859円60銭1200株売建玉分:-13270 円。

含み損総計:363173 円。

 

日証金 貸借取引残高(8/5速報)。

貸株残高:27300株(前日比-19800株)。

融資残高:154000株(前日比+10000株)。

差引残高:+126700株(前日比+29800株)。

貸借比率(8/5速報):5.64倍。

逆日歩(8/2確定分):無し。

 

・・・と、言う訳で、本日の結果は引き続き米中貿易問題が再燃した事を受けて世界経済の影響が懸念された結果に加えて、円相場が全面高や世界の各種指標も悪化と、売り優勢の展開となった。

日本国債の長期(10年債)利回りも、一時、-0.2%に辿り着いたりと(現在は、-0.19%に戻して居る物の)相当市場心理がリスク回避の動きに向かった一日で有ったとも言える。

さて、そんな中、急激な円高・株安を受けて、財務省金融庁・日銀の3者会合が開催され、武内財務官の発言がSBI証券にも掲載されて居たので、ここにも掲載。

site1.sbisec.co.jp

そんな中で、一部を抜粋するとこの様な意見が出て居た。

武内財務官によると、会合では「トランプ米大統領の対中追加関税への言及以来、やや神経質な動きがマーケットで見られる」、「米中摩擦、米国の金融政策の今後の展開といったものが要因」との指摘があった。一方、「世界経済、日本経済については安定的であることも確認した」という。
  武内財務官は会合で「過度な為替の変動は経済・金融にとって望ましくない。従来から関係当局と連携をとっている。必要に応じて主要7カ国(G7)、20カ国・地域(G20)の合意に沿って対応をきちんと取る」と発言し、「マーケットの動きをこれからも真剣に注視する」と強調した(後略)。

と、有るが、自分から言わせると、『現在安倍政権が2019年骨太方針に置いて、2025年までに基礎的財政収支(プライマリー・バランス*以下PB)黒字化を掲げただけでは無く、更には消費税を今年10月に10%に増税を行うと掲げて居る中で、どの様な対策を取るつもりなのか?。只単に注視するだけで、何も手を打つ気は微塵も無いと言うのが実際のところでは無いのか?』と、言いたい気分で有る。

正直言ってしまうと(これは繰り返し、幾度と無く挙げて居る事では有るが)『最早、日銀単独に置いて打つ手は無い。例え、政策金利のマイナス幅を拡大したところで、融資需要が無い現状に置いては効果が見込めないし、更に言えば、日銀が国債と日銀当座預金を交換したところで、金利を更に下げるだけにしかならないし、かと言って、日銀が売りオペを仕掛けたら、即座に国債が買い取られて却って金利が下がる故に逆効果で有る以上、効果的な手段は一つしか無い』と、言うのが自分の素直な意見で有る。

その手段は勿論『PB黒字化目標並びに財政健全化を破棄した後、政府が新規国債を発行(最低でも10兆円~20兆円規模の補正予算閣議決定)し、政府自らが積極財政へと舵を取る事』で有るが、尤も、現在の安倍総理の現状認識を踏まえると、可能性としては、極めて低いで有ろうと言わざるを得ないが、果たして明日の市場の動きは一体どう言う動きになる事か・・・?。

ここから更に下がる様で有れば、自分もそろそろ動いて行くべき時機にもなって来るが。