Create&crusher(裏那)の独り言:波乗りトレード実践録+α

このブログは自分がネット見掛けた下山敬三氏トレード手法『波乗りトレード』を実際に用いての経過内容で有る。補足で日本経済に関しても

山本太郎議員が立ち上げたれいわ新選組寄附金推移の考察

本日は日曜日でも有るし、ゆっくり英気を養い明日の仕事に従事したいところでは有るのだが、先月31日に山本太郎議員が立ち上げたれいわ新選組の寄附金額の期限までの金額が分かったので、それに関する自分なりに投資家目線として、考察して見たいと感じ、本日の更新となる(尚、公認候補は蓮池 秀氏で、元北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長と言う事で知って居る方も居るだろうし、正直、その点で余り良い話を訊かないが、そうした先に立った情報だけを見て判断するのでは無く、かの御仁がれいわ新選組に公認されてどの様な認識を則って声を挙げて行くのかを見て行きたいので、現状の自分としては判断は保留)。

先月31日の時点で、山本太郎議員が立ち上げたれいわ新選組の寄附金額は(動画発信された中の段階では有るが)。

1億5089万円

と、言う事で有るが、過去のブログにも挙げたと思うが、このれいわ新選組に対して、自分も少額では有る物の、2回寄附を行って居る。

何故なら『指定された期限までに3億円到達は流石に厳しいだろうが、1億を超える事は充分に可能』と、踏んだ事も有り、何故、自分がそう捉えたのか、投資家視点で見て行きたいが、簡単に挙げると。

:現在の日本経済に置いて、実に的確な経済(財政)政策を掲げて居る

:今年に入って広がりを見せつつ有る反緊縮に賛同した賛同者が、そのまま黙って何もしないと言う事は有り得ないから(自分達にとっても不利になるから)

以上、2つの視点から自分は見て居るので、一つずつ理由を説明して行こう。

 

:現在の日本経済に置いて、実に的確な経済(財政)政策を掲げて居る。

多くの方は山本太郎議員と訊けば、恐らく、『反原発』『元芸能人』と、言う側面で捉えて居る方が多いだろうが、(反原発で支持されて居る支持者には申し訳無いが)、自分は反原発に関してはそこまで重要視はして居ない(勿論、最終的に原発は0にするべきだろうが、それに代わる瞬時に原発と同様に発動出来る代替えエネルギーが無い限り賛成しかねると言うのが自分の立場で有る)。

では、何を見て居るかと言えば、一番最優先で掲げた経済(財政)政策で有る(以下を参照)。

reiwa-shinsengumi.com

主に最初の3つ程挙げるが。

:消費税は廃止

:空き家、中古マンション、団地を活用し、全ての世代が初期費用なし、安い家賃で住める公的住宅を拡充

:555万人を奨学金政令

これも正直言って、自分にとって益が有るのは精々消費税は廃止位では有るが、住宅拡充や奨学金政令は『国内経済を活性化する上でも是非やるべき』だと、自分には映る。

特に消費税廃止に関しては『そんな物は夢物語だ』等と言うが、それを実践したのがマレーシアで有る(以下の記事は前商連の記事から)。

www.zenshoren.or.jp

この記事にも最後に『日本も、消費税を廃止する事は出来る』と、記載して居る(但し、その財源確保の手段に関しては所得税累進課税を除いて自分は反対で、お金の本質(信用貨幣理論)を理解出来てしまえば『そんなの、政府が定めたインフレ率ー年間に置いて2~4%ーに到達するまで国債で充てればそれで解決する話でしょ?。日本には自国通貨発行権が有り、且つ、自国通貨円建て負債100%だから、デフォルトの仕様が無いし』で、終わる話で有る。

そして、この話をする度に必ずと言って、『そんな事をしたら政府の利払いが増える!』と、言うが、それに関しても『では、現時点での10年債利回りはどの程度か見てからそう言う事を挙げてくれ』と、言う話で有る(以下は主要国10年債の利回り)。

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主要国10年債利回り(2019年5月31日時点)

見ての通り、ドイツ程低くは無い物の、日本の10年債利回りは-0.096%で有る。こうなって居る原因は言うまでも無く、デフレが原因では有るが、これを見て『日本は財政危機だ!?』等と言う投資家は先ず居ない。そう言う方は、自分がお金を融資する金貸業の立場になって考えて見ると良い。若し仮にお金を誰も借りに来ない状況の中で、金利をそのままにして置くのかどうかを。

つまり、今の日本は。

『歳出を削減するどころか、積極財政を行っても全く何の問題も無い。と、言うか、寧ろ様々な分野に対して政府はやれ!!減税とか、社会保障の個人負担削減をやれ!!消費税増税とか、社会保障の削減、年金制度が維持出来ないとか言ってる場合か!!!(# ゚Д゚)』

と、議員や官僚に対して怒りを示しても良いレベルの状況で有る事を、有権者で有る国民が先ずは理解するべきとも言える。

 

:今年に入って広がりを見せつつ有る反緊縮に賛同した賛同者が、そのまま黙って何もしないと言う事は有り得ないから(自分達にとっても不利になるから)

寧ろ此方の方が最重要な理由とも言える。

尚、現在、反緊縮を掲げて居る主な政策集団は以下の2つで有る(それ以外にも、『日本の未来を考える勉強会』も存在するが、其方に関しては、自民党内での話で有る為、ここでは割愛)。

:令和の政策ピボット

reiwapivot.jp

:薔薇マークキャンペーン

rosemark.jp

さて、こうして反緊縮の動きを挙げて見たが、何故、今回のれいわ新選組の動きを何らかの形で(例え年齢の関係で振込が出来ずにボランティアや情報拡散と言う点も含めた)サポートしないと不利になるのかと言えば。

『反緊縮の動きが出て来たとは言っても、その勢力図は、言葉を換えると、蟻が巨象に対して挑む様な物で有るから』

で有るし、更に言えば、唯一、消費税廃止を含めた反緊縮を叫んで居る議員を見捨てる事になり、反緊縮の声を政界に届ける事も出来なくなるからで有る。

現在、令和の政策ピボットと薔薇マークきゃんペーンの賛同者は以下の通りで有る。

:令和の政策ピボット:17330名(2019年6月2日時点)。

:薔薇マークキャンペーン:584名(2019年5月31日時点)。

尚、自分も令和の政策ピボットに賛同表明をして居る。

そして、現在、20歳以上の人口はどの位かと言えば、1億501万人で有る。

この結果を踏まえて、緊縮勢(財政破綻論者等の緊縮論者の言い分を疑う事無く真に受けて居る方も含む)VS反緊縮勢の勢力数はこの様になる。

緊縮勢1億499万2086名VS反緊縮勢1万7914名

更に勢力比率は概ねこんな感じ。

緊縮勢5860:反緊縮勢1

お分かりだろうか?。如何にその動きが出て来たとは言え、反緊縮勢が極めて厳しい状況に有る事が・・・。

これは言い換えると。

『1人で5860名に対峙しろ!』

と、言う様な物で有る。

そんな中で、有る意味同士とも言える山本太郎議員の動きを黙って見て居ると言う事は、自らの勢力の減衰にも繋がる訳で、「その様な方々が静観したまま状況を見て居るだろうか」?

と、見たからで有る。こうした政策団体に参加すると言う事は、当然、生半可な気持ち賛同表明した訳でも無いと自分は捉えて居るし、その覚悟も違う。

そうした賛同者の覚悟も踏まえて、『これは1億突破は充分可能』と、踏まえ、日本の将来投資の意味も含め、また、反緊縮の動きを広げて行く事も含め、今回の動きに対して自分も寄附をした次第で有る。

その結果がどうなったかは、最初に示した通り、ここで改めて記す必要も無いだろう。

勿論、自分もこれで瞬時に何かが即座に変わるとまでは見て居ないし、以降も気を緩める事無く、反緊縮・反グローバル・反構造改革の動きを拡散して行きたい。