Create&crusher(裏那)の独り言:波乗りトレード実践録+α

このブログは自分がネット見掛けた下山敬三氏トレード手法『波乗りトレード』を実際に用いての経過内容で有る。補足で日本経済に関しても

4/26株式トレード経過

本日の結果。

本日終値:1021円(前日終値-2円50銭)。

 

本日の新規注文及び返済注文は見送り。

 

現時点での保有建玉及び含み損。

12/21約定990円1200株売建玉分:43109円。

12/26約定944円1200株売建玉分:97662円。

1/22約定1097円1200株買建玉分:103216円。

3/1約定1020円1200株買建玉分:6058円。

3/15約定961円30銭1200株買建玉分:-65972円。

含み損総計:184073円。

 

本日のマーケット情報。

本日の日経平均終値:22258円73銭(前日終値-48円85銭)。

日経平均先物:22350円(前日比+100円)。

NYダウ:26543ドル33セント(前日比+81ドル25セント)。

NYダウ先物円建:26512ドル(前日比+101ドル)。

原油先物:1バレル62ドル80セント(前日比-2ドル41セント)。

金先物:1オンス1288ドル40セント(前日比+8ドル70セント)。

為替(円・米ドル)相場:1ドル111円57銭(前日111円62銭比で、5銭の円高ドル安)。

 

本日、株式市場にて影響を与えたと思われる主な内容。

日経平均パナソニック共に反落。
:前日のNYダウ続落及び円高・ドル安を受け、売り先行。10連休を控えての利益確定売りも出易かった事も。日銀ETF買い観測が支えに下げ幅は縮小。

 

パナソニック日証金 貸借取引残高(4/26速報)。

貸株残高:112500株(前日比+46200株)。

融資残高:221100株(前日比-9700株)。

差引残高:+108600株(前日比-55900株)。

貸借比率(4/26速報):1.97倍。

逆日歩(4/25確定分):無し。

*尚、本日で2019年4月の締めの為、本来で有れば各決算結果を掲載するところでは有るが、今月期は全く利益確定を行わなかった為、決算結果は割愛。

 

・・・と、言う訳で、本日は以上の様な結果となった。市場では、比較的楽観論が見受けられるが、自分的にはそうした意見ばかりを真に受けるのでは無く、連休明けにどちらに向かっても良い様には捉えて行きたい。

 

 

さて、ここからはお金(貨幣)の話と一件風変りな内容になるが、これを掲載するに至った経緯は、自分がツイートして居る、と有るツイートによる物が発端で有る(尚、彼方のツイート名は、自分の本名の読みを当て字にした『真場貴雄』と名乗って居る)。

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ツイッターでの一部ツイート(2019年4月26日)

どうしてこの様な内容になったかと言えば、野党第一党の立憲民主の経済政策に関するブレーンや議員のお金の本質の無理解や経済知識の無さに対して自分のフォロワーから『ちょっと立憲民主党本部に行って、その豊かな知識を奴等の体に染み込ませてくださいよ
野党第一党がアレじゃ、話にならん』的な話が出て来た事に有る(先ず最初に言って置きたいが、自分は経済評論家でも無いし、況してや大学にすら通った事が無いー最終学歴は専門校修了で有るーので、教授などとはおいそれと名乗る事など出来ないが、ここまで期待(?)されたのでは、自分が分かる範囲にはなるが、少々お金の本質や貨幣に関して掲載して行こうかと思う。

そんな訳で先ずは、今回挙げるのは、債券価格と利回りの関係として、債券利回りの計算式に至る経緯を簡単に挙げて行きたい(債券利回りの計算式は株式と比較すると少々複雑なのと、27日から連休に入る為、お金と貨幣の関係も踏まえた上で挙げて行きたい)。

先ず、債券の利回りだが『購入した価格によって異なる』と言う事(これは、株式に関しても同じ事が言える)。そして、『利回りと価格の関係は反比例になる』と、言う事で有る。

利回りは以下によって計算される。

利回り={表面利率+(額面金額-購入価格)÷残存期間}÷購入価格×100

とは言え、いきなり利回りの計算式を挙げても、色々な単語が出て来るので、それらの面も含めて簡単に説明して行きたい。

先ず、利率(表面利率)と利回りは一見似て居るが、意味合いとしては異なると言う事る。

利率(表面利率):債券の額面金額に対して年間で受け取る事が出来る利息の割合

利回り:利息収入を含めた債券全体の年間収益の割合

残存期間:債券の現時点での償還日までの残りの日数

額面金額:債券の券面に記載されている金額、一般的には債券の申込単位

購入価格:債券を購入した時の価格、投資金額と呼ばれる事も

*額面金額と購入価格の計算で現れた結果は別名、『償還差損益』とも紹介されて居る事が有る。

これらを踏まえた上で、簡単に一例を出すと

例:額面金額100円・運用期間1年・利率3%の債券を101円で購入した場合、利回りは以下の様になる。

利回り={3(円)+(100(円)-101(円))÷1(年)÷101(円)×100≒1.98(%)

となる。

もう一つ事例を挙げて、今度は同じ額面・期間・運用期間の債券を95円で購入した場合、利回りは以下の様になる。

利回り={3(円)+(100(円)-95(円)÷1(年)÷95(円)×100≒8.42(%)

となる。

少々極端な例では有るが、利回りの現わし方はこの様な感じだ。

何故ここでお金と貨幣の関係と言いつつ、利回りの関係と債券価格の関係を挙げるのかと言えば。

『国の借金が対GDP比で約240%も有る日本政府が国債を発行してお金を増やしたら、ハイパーインフレになって国債価格が暴落し、金利が高騰する!><』

等と言った荒唐無稽な論を真に受けて居る方が極めて多いと言う事に有る(つまり、債券価格と利回りの関係を全く理解出来て居ない事の裏返しでも有るのだが)。

参考までに現時点(2019年4/27時点)での主要国の10年債利回りを掲載するが、現状以下の通りで有る。

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主要国10年債利回り(2019年4月27日時点)

さて、この添付した画像を見て『日本が国債を発行してお金を増やしたら国債の信用が下がって国債価格が暴落して金利が暴騰する!?><』等と仰る方は(先の利回りの出し方が理解出来れば)流石に居ないと自分は感じるが、如何だろうか・・・?。

現在の日本は、『債券が市場に溢れかえって国債価格が暴落して居る状況では無く、寧ろ逆に、市場の国債が完全に枯渇して居て、日本国債が売られれば即座に買われてしまう状況になって居る』訳で有る。

日本がこうなって居る理由は勿論『日本企業がお金を金融機関に融資に来てまで国内投資を行わない為、日本経済がそれだけ縮小して居る(より分かり易い言葉で言えば、絶賛デフレ真っ只中で有る)』事の何よりの証明で有る為だ。

と、言う次第で、お金と貨幣関連と言いながらも、債券の価格と利回りと言う一見関連性が無いと映るのかも知れないが、先ずは『日本政府が国債を発行したら国債価格が暴落してハイパーインフレになる!><』的な理論に染まって居る方に対して『少しは現状を見てからそう言う事を言いなさい』と、言う意味合いを込めての掲載となる(債券価格と利回りの関係を理解されて居る方からすれば単なる長い駄文に映るかも知れないが^^;)。